本来あるべき状態って?
ニュートラル(neutral)とは、中立、どちらにも片寄らない様子を言いますが、心身にとっての「ニュートラル」とは、満ちたりているがため込んでもいない、そして巡りが邪魔されていない「ちょうどいい」状態のことだと思います。その人にとって、一番心地よく、ストレスがない、ちょうどいい状態が、ニュートラル。
kibacoの考える、人が本来あるべき状態は、自己治癒力が自然に発揮される、ニュートラルなカラダでいること。環境の変化で、時には偏ることもあるけれど、カラダのすべての部分・機能が、力を合わせてキチンと動いて、自らバランスをとり、ゆるやかに元に戻ってくる、しなやかな力を持つカラダ。
そして、カラダが変わると、気持ちも変わります。いつも、いつでもまったく同じように「正しい」のではなく、色々あっても、最後には戻ってきたい、「ちょうどよい」場所が分かっているのが素敵だと思います。
そのための施術も、必要なものを、必要な分だけ。
「東洋医学と、kibacoのできること」
2000年以上前に中国で生まれ、その後日本に伝えられた東洋医学では、「自然」を理解するための「陰陽、五行(木火土金水)」といった思想と、「自然」と「人間のカラダ」は同じルールで動いているという考え方、そして人間の体は「気血水」(気:エネルギー、血:血液、水:血液以外の体液)の流れによって成り立っているという考え方に基づいて、人のカラダが健康かどうかを判断します。
陰陽五行のバランスがとれていて、気血水が十分にあり、その「流れ・巡り」が滞っていなければ、人は健やかに生きていられます。しかし、季節や天候の影響、気持ちの変化、カラダの使い方などにより、気血水が不足したり、ため込んで多くなりすぎたり、流れが滞ったりすることがあります。またそうした変化により、カラダの色々な機能を担当する五臓六腑(内臓)がうまく働かないと、体調を崩したり、心が平安でなくなったりすると言われています。そしてその度合いが酷くなると、さらに重い病気にかかると考えられているのです。
kibacoでは、セッションを通して気血水の流れを整え、お客さまと一緒に巡りの良いカラダと心を目指します。
肩こり、腰痛といった具体的なカラダの症状に加え、「なんだか調子が悪い。病院にいったけど、どこも悪くないと言われた。でもなんだかおかしい…。」といった症状や、イライラや不安といった気持ちのお悩みにも対応します。
それらの心身の不調は、ストレス(カラダへの負荷、心への負荷)により自律神経がバランスを崩して起きていることも多く、整体、指圧、あん摩などの手技療法や、はり灸治療がその改善に適していると言われています。東洋医学的な視点から原因と対策を探り、セッションと漢方茶でカラダと心のリラックス、緩やかな体質改善と、自己治癒力を発揮しやすいカラダづくりのお手伝いしたいと願っています。